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メーター周りをいじってみる

その1 照明を変えてみる (2012/02/06)


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バンディットのメーターは、ご存知のとおり左がタコメーター、右が液晶のスピードメーターです。



しかしパッと見て、スペースの広さに対してメーターが小さいというか、


隼やらZZR1400やらのメガツアラーと比較すると寂しいような物足りないような。



ちなみにBandit1250Fは、SSのようなコンパクトなメーターになって、よりアンバランスな感じがします。

デザインは良いんですよね。きっとバランスの問題だと思います。





そしてBandit1200Sの照明色はオレンジ。 こんな感じですね↓↓






暖色の照明は見やすくて、悪くはないんですが。。。


オレンジの照明って、軽自動車とかによく使われてて、あまり高級なイメージは無いんだよねぇ〜。



そこで!






メーター照明変更しちゃいます!





何はともあれ、まずは中身がどうなってるか確認しないことには始まらない。



メーターをバラしてみることにします。





まずはここからですね。メーターの下のほう2箇所を外すと取れます。


詳しくは、HID装着を参照してください。




これをひっくり返して、見えるボルトを全部外します。





ここまで外すと、白いカバーが取れます。





そしたら中身が↑のように取れるわけです。写真ではすでにメーターの針も外してあります。



メーター針を外すときは、タコメータパネルをマスキングテープで保護した上で、

スプーンとかフォークとかを左右から差し込んで少しずつ持ち上げるように外すと良いみたい。



そのままやるとパネルに傷を入れて泣きをみるのでご注意を。






そしたら次です。



メーターの基盤を裏返して、液晶側の黒いパネルを留めているボルト4本と、

写真上のコネクタに近いボルトを外します。これだけサイズが#1なので気をつけてください。







さて、ここまで来なくても気づくと思いますが。。。



このメーター、照明がBandit400のようにソケットに電球が刺さっているようなものではなく


基盤に直接LEDが半田付けされています・・・。



ちょうど上の写真で赤丸を付けたところが、タコメーターの照明用のチップLEDです。





また、液晶パネル側も、隙間を空けて内側を覗いてみると、同じようにチップLEDが6つありました。




うーーーーん。どうしよっかなー (ーー;)




・・・少し調査&作戦を練ります。





まず使用されているLEDについて。


これはチップLEDと呼ばれるもので、型は”3528”。チップLEDの中では大型のものです。


ちなみに3528というのはサイズのことで、3.5mm×2.8mmだから3528です。


というわけで、LEDはこれをタコ側3つ、スピード側6つの合計9個用意すればよさそうです。



みやつこは失敗したときを考えて、青LEDを20個用意してみました。



色は、高級感のある白と迷いましたが、スズキブルーということで (笑)








次に作業に必要な道具について。


チップLEDの交換はネットで探すと結構ひっかかります。


バイクではあまり見当たりませんが、車ではわりとよくあるカスタムみたいですね。



まずはなんといっても半田ごて。




「みやつこはガレージをしらべた。」(以降DQ風にお届けします(^^; )



「なんと!ガス半田こてを見つけた!」


「みやつこはガス半田こてを手に入れた!」






さて、みやつこの半田ごてはコテライザーというガス半田ごて。電気が使えない場所でも使えるし、


ガスの量調節で温度もある程度変えられ、さらに先端を交換すればバナーとしても使用できる便利アイテムです。



今回のチップLEDは高温に弱いので20Wくらいのはんだこてが良いみたいです。



そして下の方に写っている半田吸収線。



これはその名のとおり、基盤に半田づけしてある半田を吸い取ってくれる金属のひも状のアイテムです。


300ゴールドくらいで買えるので、あったほうがいいと思います。ちなみに1.5mm幅を選びました。






さて次。これで最後ですが、



肝心のはんだと、さらにピンセットです。



はんだは電子工作用というのを新しく買いました。これは200ゴールドくらいです。



ピンセットは1000ゴールドくらいかな。東急ハンズで買ってきました。




では次のお店へ。


「いらっしゃい!ここはLEDの店だ。どんな用だね?」


( チップLED、はんだ吸収線、はんだこて、はんだは、エルパラというお店で通販しているのでよければどうぞ。)





ここまで色々調べているうちにわかったのですが、チップLEDの打ち替えは難易度が高めみたいです。



しかも施術箇所がメーターと、失敗すると悲惨なことになりそうな場所だけになおさらです。


みやつこのはんだレベルはようやくスライムを倒せるくらいなので、


かなーーり不安です。でもやっちゃいます(笑)




しかしながら、やはり不安な方も多いと思いますので、こういうLED打ち替えをやってくれるプロがいます。



Dr.はんだ付け職人



特に宣伝というわけではないですが、プロに任せるのもアリだと思いますヨ。

みやつこも心が揺れましたし。




前置きが長くなりましたが・・・・


まずは液晶パネルを取り外さなくてはなりません。





まず第一歩目から厄介な敵が待っています。


メーターを裏返すと、↑のようにピンがたくさん出ている。


インパスしてみると・・・


「しかし扉は 固く閉ざされている!」



・・・つまりですね、


なんと半田こてを使って半田を吸い取る必要があるらしい!




しかし!ここでブルっていては始まらない!!  ふふん!いいぜ、やってやろーじゃねーか!!



具体的にどいうやるかというと、半田吸収線をここに半田こてで押し付けて、ホールに注入されている半田を吸い取ります。


きれいに取れると、端子が手で軽く動きます。



動かない場合はまだ半田でくっついているので動くようになるまで取ります。


ある程度半田が取れたら、こてで端子を動かして、ホール円周に触れないようにすればくっつかなくなります。




そして根気よく全ての端子を外すと、液晶パネルは白い土台ごとかる〜く取れます。


所要時間はおよそ30分ほどですが、基盤の配線を消失させないように気を使いながらなので


かなり精神力を削られました (-o-)=3








さぁ、ここまでやってしまうともう後には引けません。


まずはLEDを取り外していきます。


手順としては、




半田吸収線で半田を吸い取っておく

ピンセットでLEDをつまむ

LEDの片側を半田こてでメラミ(温める)

ピンセットで温めた側を基盤から取り外す

もう片側もメラミして取り外す

ランド(LEDが付いてた金属部分)を半田吸収線できれいにする



という感じでしょうか。慣れてくると、最初の吸い取り無しでいきなり温めて外すこともできます。







写真ボケてますが、右下一箇所だけ取り付けてみました。


取り付け方としては・・・




ランドの片側をこてで温めて、半田を少しだけ乗せる

ピンセットでLEDをつまんで、ランドをあたためつつ乗せる

もう片側もランドをあたためて、アストロン(半田を流し込む)



ここで気をつけないといけないのはLEDのアノードカソード


つまりLEDには極性があるのでつける向きを間違えちゃダメです。



基盤を良く見ると、AとかKとか書いてあります。A→Kに電気が流れます。



LEDのAとKはLEDを購入するときに確認して欲しいのですが、エルパラで買ったやつの場合はすべての場所で右下に”欠け”がくるように取り付ければ問題ありませんでした。






さて、そんな感じで全て取り付け終わり、テスト点灯です!!



よし。無事に全部点灯しました・・・・。 ホッ (^o^)=3 良かった。




ちゃんと点灯したので、液晶パネルを元通り半田付けします。



これもまた緊張しましたが、ちゃんと元通り動いてさらに一安心。







こんな感じにクールなスズキブルーになりました!!




おまけ



メーター下にある”S”エンブレム周囲を光らせてみました。























































こっちは、アドレスV125の部屋で紹介していますのでよければどうぞ。


Sエンブレムを光らせてみる




メーターいじり その2 に続く!




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