えーー、今回は非常にシンプルなきっかけです。
いろいろLED化で書いた通り、バンディットのウィンカーはミラーウィンカーに
なっています。
あ、ちなみにこのページではLEDポジション点灯のためにキットを使っていますが、もともとポジション点灯機能
のあるバンディット君にはそんなものは不要でした。
今は、ポジション用の配線を活かしてウィンカーをポジション点灯させています。
今回、このLEDウィンカーミラーが
玉切れしました。
正確には砲弾型LEDのいくつかが切れただけで完全に使えなくなったわけではないのですが、
もともと暗く、明るくしたいなぁという思いがあり、今回改良するに至りました。
さて、具体的にどうやって明るくするのか。
・LEDミラーウィンカーごと交換する
・LEDミラーウィンカーは諦めて普通のLEDウィンカーにする
・現在のLEDミラーウィンカーのLEDを自作する
まぁ、こんなところでしょうか。
1つめ。探してみたのですが、あまりいいやつは無いですね。
ミラーウィンカーが純正採用されているバイクも多いのですが、汎用品となるとなかなかありません。
いいな、と思うやつはかなり高かったり。
2つめ。LEDミラーウィンカーは個人的な好みにより死守したいため却下。
というわけで、
3つ目のLED自作を選択。
どうにかこうにか苦労しつつやってみました。
このミラーウィンカー、中のLED基盤をいじくるにはミラーレンズを外すしかありません。
いろいろと思考錯誤してみたのですが、レンズを割らずに中身を取り出す方法はなさそうです。
というわけで、いきなりレンズを破壊(笑)。
そして、同型のLEDウィンカーミラーを購入しました。
で、購入したものからレンズだけ取り外す作戦。
プラスティックの部分をホットナイフで切り出し、ミラーレンズだけを摘出します。
すごいもったいないことをしている気分ですね。
とにかくこれで、内部の基盤を取り出しかつミラーレンズも確保することができました。
取り出したLED部分がこちら。
これだけ砲弾型LEDが入っているのに、暗いんですよねぇ。
きっと逆光だと角度によっては対向車から見えないんじゃなかろうか。
とにかく明るくしたいという気持ちから、LEDは下記を選びました。
砲弾型だと正面以外は暗いので拡散するようにFluxタイプを。
0.5W MIDPowerFlux 黄色 LP-5FCIHYCT
これを、片方に10個ずつ。
合計20個投入!!
ウィンカー点灯時は下記のように約100mA流せる抵抗を選択。
LED5個(+)-【1W 39Ω】-LED-LED-LED-LED-LED(-)
ポジション点灯時は減光したいので、可変抵抗を入れて明るさを調整できるようにしました。
さらに、よく光が拡散するように、レンズの上下、基盤面に貼るために
メッキシートも購入。
これが
効果抜群でしたね。
さて、今回は作業を進める前にいくつか道具を新調しました。
特に半田ごては、こて先がだめになっていたので。
当然ですが、すべて吟味の上で購入しています。
半田ごては、急速加熱ボタンがとても便利、かつこの小手は加熱するのがとても早いです。
水のいらない半田クリーナーは本当に買ってよかった。すごく綺麗になりますし、毎回水をスポンジに入れるのが面倒だったので。
ツールクリッパーは、まさに第三の手で、これがあると半田づけの成功率が飛躍的に上がります。
なにより楽!
残念ながら、基盤の作成中の写真はないのですが、オリジナルと同じ大きさにユニバーサル基盤を切り出し、
メッキテープを張ってからLED、抵抗を半田付けしました。
出来上がったのがこちら。
作った後で、ちょっと後悔したのが抵抗。
抵抗は、当然ですが流れる電流を抑えるものなので、入力電流によって明るさが変化します。
そのため、エンジンオフ状態とエンジンオン状態では明らかに明るさが違いますし、エンジンオン状態でも明るさが一定でないように思えます。
やはりCRDにすべきだったか。。。CRDだと、一定の電流が流れるので入力電流によらず明るさが一定です。
もちろん、入力電流>CRDの許容電流である前提ですが。
まぁともかく、点灯してみました。
以前と比べると、倍以上明るく、かつ角度も広がっているように思います。
うん。成功ですねv(^o^)
ブラウザによっては見えないかもしれないですが、HTML5のvideoタグを使って動画を入れてみました。
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