冬用のジャケット、電熱ベスト、さらにはホンダスポーツグリップヒーター、お腹温め用&タンデム
グリップ用の巻き付けタイプのグリップヒーターなんかも装着しているバンディット。
ただ電熱インナーはいつも着ているとは限らないし、消費電力も多い。
それに、電熱ジャケットは
バイクから電源取る = 乗り降りがダルイ
ということで・・・
消費電力少な目(1.5A)、かつバイク自体に装着できる追加の電熱装備である
シートヒーター
を導入しました!
純正やオプション装備されているバイクもあるくらいなので、きっと効果はあるのでしょう。
あ、そうそう。従弟のBandit1250Fのシートヒーターはとても暖かかったです。
バイク用のシートヒーターを探してみると、思ったよりもいろいろ選択肢がありました。
ヤフオクに出てる、ちょっと機能や耐久性が怪しいのとか。
バイク用とはなってないけど、電熱フィルム単品とか。
そんな中で、やはり目に留まるのは
TC-Styleのバイク用シートヒーターですね。
Type1とType2があって、みやつこが選んだのはType1
Type1はスイッチが埋め込み型ですっきりしているし、温度調整も可能ということで。
防水スイッチがいい人はType2を選ぶのだと思います。
妻に自分だけずるい、と言われたので2つ購入しました。
配線方法はなんとでもできるので良いとして、シートヒーター装着で気になるのはやはりシート表皮を
めくって中にヒーターを仕込む必要があるという点。
少なくとも道具として
タッカーと
ステープルが必要ですね。
はるか昔、アドレスV125のシート表皮を自分で張り替えようとして100均で¥324(税込み)のタッカー
を買いましたが、10回やって1回上手く入るかどうかという程度の成功率。
あまりに使えなかったので捨ててしまいました。
みやつこが下手くそなだけのような気もしますけどね ww
・・・という過去の失敗を活かし、今回はもう少しお金を出してタッカーを買うことにしました。
。
いろいろ評判を見つつ選んだのはコレ。
ちなみに、このタッカーはあらかじめステープル(針)が100本くらい付いているのですが、
あまり質が良くないようで、結構失敗しました。
マックスのステープルを使ったら、バシバシ刺さります。楽しい。
ちなみに、タッカーの頭の部分に通常のホッチキスのように使用するためのアダプターが付いているのですが、
このアダプター分だけタッカーが奥に入らないので取ってしまいました。
では、装着手順を。
(と言っておきながら、ほとんど写真撮ってないです。ごめんなさい。)
まずは、シート表皮を剥がしてフィルムを挿入し、配線を取り出す作業。
コツは、シート表皮は全部剥がさないこと。
タッカーは真上にスペースがないと針を打てないので、スペースがない辺は外さずにそのままにすると良いです。
前後とも張り替えてフィルムを入れたのがこちら。
表皮の下に直接入れたので若干ボコボコしてます。
みやつこのバンディットのようにエクセーヌではなく、通常の人口革のシートであればまったく問題ないと思われます。
気になるようなら薄手のウレタンフォームを入れればいいと思うのですが、みやつこは特に気にならない&
暖かさを優先して直下に入れてあります。
ちょっと難しいのは、配線を通すところですね。
この商品は、あらかじめフィルムから出ている配線に3極カプラーが付いているので、そのままだと、カプラーサイズのとっても大きな穴をシートウレタンとシートベースに開ける必要があります。
(画像はTC-STYLEのページの物)
さすがにそれはないので、カプラーを外しました。
細長いPBのマイナスドライバーでトライしたのですが、どうしても外せず・・・
結局カプラー外し工具を買いました。ちょっと高いですが丈夫だし(安いやつは曲がる)
これ↓です。やはり専用品だけあって、簡単に端子が抜けます。
まぁ、みやつこの場合それだけではなくヒーター前後につけるのでカプラーは1つにまとめたい
という思いがあったのもあり。
シート外すことを考えると・・・
・シートの前方あたりで、ある程度配線の長さに余裕を持たせた状態にしたい
・シート前方あたりで1つのカプラーだけで取り外しできるようにしたい
ということを考えました。なので、最初っからケーブルは加工しまくる予定(笑)
少し話がシート側加工から逸れたので戻します。
お次はシートベース側。こちらは、すでに書いたように前後でケーブルをまとめてしまいたい。
なので、こんな感じにしました。
フロント側のケーブルは、画像右下のゴムのブロック付近から出てきています。
そこでリアシート用のケーブルと合流させている形。
そしてその先は防水の6極カプラーを使いました。1シート分で3本あるので6極ですね。
防水のせいか、手で引っこ抜くのはとても大変です。防水じゃないやつでもよかったかも・・・?
取り付けした画像がこちら。
カプラーが取り外ししやすいように&シートにある程度自由度を持たせるために、シートと車体の間の
ケーブルは30センチくらい余裕を持たせています。
余剰分のケーブルはメインヒューズの横の隙間に押し込んでおく感じで。
この商品には最初からリレーがついているのですが、これは
バッテリーから電源を持ってくるためのものではありません。
電源を取るケーブルが1本しかないので、何のためにこのリレーはあるのか?と思いちょいと調べてみたところ、
どうやら
電圧が低下したときに自動で切れる仕組み
っぽいですね。ただしこれが有効なのはは高温側だけ。
なので、
バッテリーに接続するとスイッチONでキーオフ状態でも使えてしまうため切り
忘れると悲惨なことになります。
みやつこの場合、USBとシガー電源用にすでに設置してあるリレーがあるのでそこから電源をもらうことにしました。
使っているのは
エーモンのコンパクトリレーですが、容量10Aなので計算上は大丈夫なはず。
このリレー用の電源には、
バッテリーから太い線(2.00seq)を1本引っ張ってきています。
ちゃんと容量考えて配線は選ばないとね。火事の元なので。
リレーから電源をもらっている電装品が増えてきたので、
エーモンの電源分岐ターミナルを
使ってみました。プラスだけではなくアース側にも使おうと思い、2つ購入。
バイク用としてはちょっと大きいですけど、電源取り出し&整理にはとても便利ですね。
配線ごちゃごちゃしちゃうのは嫌なので、共有できるところは共有する方針で。
ちなみにヒーターという特性上、別に安定した電源が必要なわけではないんですけどね。
キーONの適当な電源からもってきても問題ないと思います。
次にスイッチ。
これはインナーカウルに穴あけして取り付けします。
穴の大きさは20mmですね。
ホールソーをドリルにつけて穴あけしました。
取り付け位置は、なるべく雨がかからないように奥のほうに。なので、うまくドリリングできないため
インナーカウルはいったん取り外しました。
奥に倒すと赤いランプが点灯して「強」、手前に倒すと緑のランプが点灯して「弱」となります。
手で触っているだけだと、正直「んん?」っていう感じです。まぁ暖かいは暖かいかな、という。
でも、
座ってみると、かなり熱いです。不思議。
まだ実走してないのですが、これだけ熱く感じるなら効果はあると思います。
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