ついにやりました!バンディット1200のブレーキ強化です。
今回ブレーキをいじるに当たっていくつか問題点がありました。 この問題で諦めた人もいるのではないでしょうか?
・ 問題点 その1
キャリパーサポートが存在しない。
・ 問題点 その2
ABS付きのため
エア抜き方法が分からない。
・ 問題点 その3
ブレーキホースをどこまで交換するべきか?
時間が掛かりましたが、以上の問題点を全て解決し、ブレンボのキャリパーを装着することが出来ました。
まずはキャリパーサポート。
これは
GSXーR750の'00〜'02年式用が流用出来ます。
Active 品番:1470026
他にも、GSR400用とかもいけそうです。
( * やる人は自己責任で)
用意した物は以下の通り
ブレンボ65ミリピッチキャリパー 32,000円(ヤフオク)
GSXーR750用 アクティブ キャリパーサポート 5,000円(ヤフオク)
PLOT ブレーキホース 3本
バンジョーボルト、アダプター類
NISSIN ラジアルブレーキマスター Φ19
ブレーキホースは種類が選べません!プロト(アールズ)のみ可能です。ABSを殺しても良いならその限りではありませんが。
なぜかというと、↓写真のジョイント部分が、他社だとバンジョーの幅が狭くて使えないからです。
ジョイントからABSユニットへ伸びているブレーキホースは交換不可。ユニット側のバンジョーが特殊なため社外で対応品がありません。
画像はすでにホース交換してありますが、取り回しは純正と同じです。
フロントフェンダー上あたりを覗くとこんなジョイント部分があります(ABS車のみ)。
バンジョーボルトの幅がその他のメーカーは狭いため、ABSユニット側へ伸びているアダプターの幅が合いません。
ホースの長さは、キャリパー間:450mm、ジョイント、左キャリパー:500mm、マスター→ジョイント:400mm、だったと思います。
もしかしたら450mmと400mmの使用位置が逆かもしれませんがこの長さで1本ずつ買っておけばOK。
バンジョーアダプターはすべてストレートタイプでOKです。今はブレンボマスターシリンダーを使用していますが、この場合でも大丈夫。
そうすると、↑のように取付できます。ここからが、問題のエア抜きです。
結論から言うと4時間くらい掛かるので、自分でやるのはお勧めしません。
サービスマニュアルによれば、エア抜きは通常の方法で行って大丈夫とのこと(ユニットはエアを噛まない)。
しかし、ラインがとても長く複雑なためエアが残りやすく非常に時間が掛かるそうです。
自分でやって最悪エアが抜けない恐れもあるので、お店(ライコランド)にお願いしました。
その結果が4時間以上でした・・・
写真のように、ラジアルマスターを装着しても、カウルにはギリギリで干渉しません。
ハンドルは左にフルで切った状態です。
今までブレーキの効きに覚えていた不満が、一気に解消されました。
マスターによりタッチも変わり、制動力もこれまでとは雲泥の差で、これなら安心して乗ることが出来ます。
しかもABSはそのまま使えるので、ロックの心配もなく非常に効果的です。
バンディット400にブレンボキャリパーを装着したときは、Fサスが底付きすることがありましたが、バンディット1200は今のところ底付きする気配はありません。
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