全波整流 お手頃価格Version
(2011/01/11)
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アドレスV125にHID装着するときに避けては通れない道。
それは電力不足。
みやつこもそれに悩まされ、交流遮断、LED化など対策をしてきたものの、根本的な解決にはいたらず。
やっぱり全波整流必要だよな〜。。。余裕があるのは良い事だ。うんうん。
という感じでやってみました。
全波整流って何なの?何が嬉しいの?っていうのはWebを探せば山ほど出てくるのであえてここでは書きません。
とか言いつつも簡単に書くと、アドレス君(K5〜K7)の単相半波整流ってやつは、交流で発電してる電気を半分交流そのまま、もう半分は直流変換してますと。”単相”交流だからこういうことができるわけですが。
で、ノーマルのヘッドライトは交流です。
でもHIDは直流を食べます。
交流を使う電気の量は減ったけれども、直流は単純にHID分増えてます。
・・・・ということは電気足りないってことです。
なので、交流そのまま使うのはやめて最初から全部直流に変換しましょ、ってのが、世間一般(?)で言われている全波整流化っていうカスタム。
しかしね、K9以降?のアドレスは三相交流だそうで。発電能力倍以上。
コレばっかりは羨ましいぜ。
前置きが長くなりましたが、以下が必要な材料。
エンジンオイル:
お好みのもの。
ガスケット:
スズキ純正(11483-33G00)
レギュレートレクチファイア:
モダンレクチ
ここで要になるのがレギュレート・レクチファイア。
これが入手できるかどうかがまず第一の関門なわけですが。
またしても一般的にはジョルノクレア用を流用するみたいです。
でも中古はなかなか出ないし、新品は高いし。
というわけでこんなんありまっせ。
モダンワークスのレギュレータ
なんと800円!!
※以前一度ラインアップから消えたことあるので、やりたい人は
とりあえず買っとくとよいのではないでしょうか。
どうでもいいけど、レギュレター、レギュレータ、どっちが正しいのかな?
それではさくさくと作業を紹介。
メインはモダンレクチの配線なのでそれ以外はざっくり w
まずはジェネレータコイルの加工から。
まずこの黒いファンカバー外します。
全部で4箇所止まってますが、右側上下2つはわかりにくいですね。
はい、サクッっと取れました。
実はノーマルだとすごい大変だけど、ロンホイのおかげでスルっと取れます。
そしたらこの黒いのも外します。
ここら辺でエンジンオイルを抜いておきます。
間違っても大地に飲ませないように!
金属の円盤も取ります。これは回り止めが必要。
こんな感じに割れたら、
こんな感じにコイル加工して−,
古いガスケットをスクレーパーなどで削り、新しいガスケットを使用します。
もとに戻してオイルを入れます。
使用したのはPANOLINのスクーター用4Tです。
使用してすぐに、スムーズな回転に驚きました。
少し高いような気もしますけど、お勧めです。
ここまでで、ジェネレータコイルの加工はおしまい。
次にメインのレクチファイア。
上の写真は、キーシリンダーの横(車体右より)にあるレギュレターに
はまってるカプラー。
でも純正は赤と黒/白ラインの位置が逆だと思います。
そう、これは加工後の写真。
Webページに載っていたモンキー用配線図と、
アドレスの配線をにらめっこした結果、
実は赤と黒/白を入れ替えれば、
そのまんまでモダンレクチと
ぴったんこです。
はい、できた。
以上でおしまいです。
これまたざっくり計測したところ、アイドル+HIDで12Vは
下回らないのでおおよそOKと思います。
今回使用した道具達↓↓