このページではみやつこのお買い物バイク、アドレスV125のカスタムを紹介します。
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自作ハザード



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アドレスV125Gは原付2種です。


そんなのわかってるよ! という声が聞こえてきそうですが、



何が言いたいかというと、このクラスではハザードなんてまず付いてない!

ってことね。


まぁちなみにBandit400にも付いてなかったんだけど。


最近は250でもほとんど付いてるよね。


俺が乗っていたBanditは94年式だから、もう18年前のモデルですね。


18年。それだけ経てばそりゃあ時代も変わるか。









・・・さて、話が逸れましたが。


要はアドレスにもハザード付けちゃおうぜ!っていうことです。




原付サイズでハザード焚いているのって、なんか逆に新鮮でしょ?



ちなみにこのページ、アドレスV125の部屋復旧前から項目だけはあったんだけど

ページは無かったんですね。


意外と問い合わせが来るので、この際だから作ることにしました。




まずは、材料から。




・スイッチ

・整流ダイオード 2つ

・ウィンカーリレー






全部買っても2000円ちょい、くらいですかね。



スイッチは、ホントにお好みで良いんですけど、みやつこが使っているやつを
紹介しておきました。

少し大きいですけど光るので洒落てるかなと。



あとはウィンカーリレーですね。


もちろん、アドレスはちゃんとウィンカーが動作します。ということはウィンカーリレーがあるわけだ。



でもね。交換しないとダメなんですよ。



なんでかっていうと、単純に純正のリレーじゃ容量が足りなくてウィンカーを4つ同時に
点滅させられないんです。



よーく、純正のウィンカーリレーを見てみると、最大2個、みたいなことが書いてあります。


そこで、安い & ICなのでLEDウィンカーも使えちゃう上記を紹介させてもらいました。



すでにICウィンカーに交換している人は不要です。

ウィンカーリレーはフロントカウル外して右下のあたりですので、まずはこれを交換してください。


最後に、整流ダイオード。


これもわかる方は、容量計算して適当に買ってくればいいのですが、


コンビニとかホームセンターとかで売っているほどには一般的な部品ではないので

上記のやつが、わかりやすい&入手しやすい、ってことで良いんじゃないでしょうか。


多分ですが、一番ワケ分かんない! と思うであろう整流ダイオード。

これについて説明します。

アドレスのウィンカーは、1つ18wだったはずなので6Aもあればお釣りが来ますね。


何のために必要なのかは、簡単に図を書いて説明します。


まずは、ウィンカーの構造。


だいたいこんな感じ。↓ ↓


winker.jpg(17958 byte)

すみません、適当で。
(確かリレーは3極だったはず。)

きちんとした内容が知りたい場合はサービスマニュアルをご覧いただけると助かります。





図の下側がバイクのフロント側、上側がリア側と思ってください。


そして、Wスイッチと書いてある左のあたりにあるナベブタみたいなのが、

ハンドル左にあるウィンカースイッチと思ってください。


これを動かすと、リレーからの信号と、ウィンカーバルブへの回線がつながってウィンカーが点滅する、という具合です。


左に動かすと右ウィンカー、右に動かすと左ウィンカーが点灯ですね。
(下側がフロントだから、図の左2つが右ウィンカー、右2つが左ウィンカーです。)


一応配線の色も大体は実車と合わせてあります。


・ウィンカーリレー信号線:水色

・左ウィンカープラス:黒

・右ウィンカープラス:黄緑(単色)

・マイナス:黒白
(これも黒で書いちゃってます。)





○の中に×が書いてあるのが、ウィンカーバルブです。

この説明だと、リアウィンカーはウィンカースイッチより上にあるはずだろ!という突っ込みは無しでお願いします・・・。





さて、それで、これ眺めてみてどうすればハザードになるのか考えると・・・。





そう。左右ウィンカー線(水色と黒)と、リレーからの線を3つ同時に繋げばいいんです。


winker2.jpg(18507 byte)


上の赤丸のところですね。

で、ここを普通のスイッチで繋ごうとすると、



2本を一本にまとめて1組、もう1本を1組として繋ぐことになるわけです。

winker3.jpg(18154 byte)


こんな感じですかね。↑↑


左右ウィンカー線からそれぞれ分岐させて、それを1本にまとめてスイッチに繋いでみました。
もう一方はリレーからの分岐線です。

ちょっと見づらいですけど、わかるでしょうか?


ちなみに、ハザードスイッチに繋ぐとき、


左ウィンカ線 -------- ハザードスイッチ------ウィンカリレー信号線
右ウィンカ線 _____|



ではなく、


左(or右)ウィンカ線 ------ ハザードスイッチ------右(or左)ウィンカ線
ウィンカリレー信号線 _____|


とかしてしまうと、常に左(or右)ウィンカーが常に点滅してしまいますので、全く話になりません。


( = 左(or右)ウィンカースイッチがオンの状態)






さて、実はこれだけで追加したスイッチをONすればハザードにはなります。


でも良く見てみると。。。





普通のウィンカー出したときマズくない??


ということに気付きます。



どういうことかというと・・・


winker4.jpg(23787 byte)

ウィンカー左をオンにしたと考えてみてください。


そうすると、本当は水色のルートだけ電流が流れてほしいのに、

ハザードスイッチを付けるために左右ウィンカーからの分岐線をまとめたおかげで道が増えてしまい、右のウィンカーにも電流が流れてしまいます(赤のルート)。


これは右にウィンカーを出しても同じです。





つまり、全部ハザードってことですね (笑)



って笑っている場合じゃないので、何とかする必要があります。

あ、ちなみにこういうのを逆流って言います。


これを何とかできるのが、満を持して登場(?)の整流ダイオード!




これを、逆流させたくないルートに入れてあげるわけ。

道路の一方通行みたいなイメージです。


(ちなみに「6A」っていうのはイメージで言うと、防御できる電気の量の限界です。)


さて、ここまで読めば、大体仕組みも理解できるのかなーと思います。





・・・ので、次はいきなり完成図。

hazerd.jpg(26927 byte)

ちなみに、ハザードスイッチの線の色は、最初に紹介した青色LED付き

スイッチの配線の色に合わせてあります。

この配線は、ハザードオンオフに合わせてスイッチLEDが点滅します。



まず、ウィンカー左右から線を引っ張り出して、それぞれ整流ダイオードを入れる。

そんで1組にして、スイッチの黄色線へ繋ぐ。


リレーの黄緑線から線を分岐させて、スイッチの赤線に繋ぐ。


ハザードスイッチの黒い線は、適当なアースへ。

ハンドル回りだと、メーターの照明を追って黒白線を見つければいいはず。

そこにカニとかでパチっと。

ホントはハンダ付けの方がいいですけど。まぁいいでしょ。



・・・ちなみに、ハザードスイッチの赤と黄色を逆にすると


スイッチのLEDが常時点灯になります。

でも常時点灯にすると、たぶんハザードのときだけじゃなくて

通常のウィンカー時もスイッチLEDが点滅します。




何でかは・・・もうお分かりですかね。





みやつこも、いろいろ書きましたがそれほど詳しいわけではないので、

詳しい方から見れば笑っちゃうようなところもあると思います。


そのあたりを了承された上で、真似するなり参考にするなりしてください。



ちなみにこの取りつけ方法は、配線の色こそ違えど他のバイクにも応用できますので、

原理を理解して覚えておくとよいかと思います。





実際の配線の色はこんな感じです。

CIMG1370.jpg(244538 byte)

指で引っかけている3本ね。
写真はウィンカースイッチのあたりです。



ハザードオンでスイッチのLEDも点滅。
(おっしゃれー♪)


CIMG1363.jpg(250133 byte)



上手に(?)出来ました。



CIMG1369.jpg(55893 byte)



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